給与計算業務の課題

給与計算業務の課題会社にて給与計算をするは・・・・・
・専用の給与計算ソフトを利用する
・エクセル表を利用する
・給与明細書と賃金台帳が複写式になった手書き台帳を利用する etc

上記の内容は、それぞれの特色があるため、どれが良い・悪いの判断が難しいと思います。ただし、コストの問題、税金・保険料等の変更の問題については、弊害が発生します。

(想定される弊害)
・保守契約、アップグレード等、初回の購入以外に年間で決まった金額が別途必要
・保険料等の法改正がある場合、情報が不足してたりして、間違った保険料等で控除した
・訂正する際、再度作りなおす必要があったり、合計の計算間違いが発生した
・社会保険の随時改定(月額変更届)の対象であるのに、変更を忘れていた etc

さらに共通した問題としては、【1】残業代の計算方法 【2】年次有給休暇の管理(入社履歴の管理)
【1】残業代の計算方法
 個々の従業員の給与の構成はもちろんの事、就業時間、年間休日数によって、残業単価が変わります。また、変形労働制の有無によっても、かなり変わってきます。
場合によっては、残業代を多く支払っているケースもある為、注意が必要です。
固定残業についても、個々の従業員の給与の構成によって残業単価が容易に算出できる為、実際の残業代が固定残業よりも多くなる場合、差額支給が必要になります。

【2】年次有給休暇の管理(入社履歴の管理)
入社年月日によって、年次有給休暇の付与日、付与日数は異なります。また、個々の従業員に対してその本人が現時点で何日の年次有給休暇を保持しているかを会社は管理し、常に給与明細書等にて本人に通知する必要があります。
さらに、入社履歴を管理して、将来の退職金の算出根拠になることもあるので、注意事項だと言えます。

以上の弊害、問題を常に意識して、毎月必ずしないといけない「業務」であると同時に、「問題が発生したから給与支払日を後に遅らす」「控除しすぎて従業員からクレームが来た」 なんて事があるとせっかくの良好な労使関係に水を差してしまうことがあるので、十分注意が必要です。

因みに当事務所では、給与計算業務を委託された場合、極力、労働社会保険手続をセットにしてご契約を頂いております。これは、保険料の算出の根拠、人事面における年次有給休暇の管理を一括管理できるため、ミスなく遂行ができる大きなメリットがあるからです。

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